分かっていても食べてしまう。どうしても食欲が抑えられない。
日頃のストレスで食に走ってしまう。太っていることに強いコンプレックスがあり、太っている自分にストレスを感じる。
そんな時に、 "アンチファット"
どうして太ってしまうのか?
1994年に肥満遺伝子が発見されて以来、現在約50種類近くの肥満遺伝子が見つかっており、体内に脂肪を蓄積しやすい体質が“遺伝する”ことが分かりました。肥満遺伝子があると、その影響によって基礎代謝が低くなってしまい、肥満遺伝子を持つ人は、そうでない人よりも基礎代謝が100~200kcalほど低くなると言われており、太っている人の子供が肥満になるのは、遺伝のせいかもしれません。
しかし、あくまでも肥満の原因は「遺伝3:環境7」が大前提!と言われています。つまり、仮に肥満遺伝子を受け継いだとしても、食生活や運動習慣など肥満になりにくい環境を整えておけば、遺伝の影響を最小限にできるわけです。
また、体脂肪は年齢とともに増加する傾向がありますが、これは基礎代謝量が減少するためです。基礎代謝量が減少することで消費エネルギーも減り、それに気づかず若い頃と同じように食事を摂ると摂取エネルギーの方が多くなり、余った分が体脂肪として蓄積されていき肥満となっていきます。
以上から我々は、たとえ遺伝的に肥満体質であっても、自分のコンディションを正しく理解して、生活スタイルを見直すことで肥満は予防できると考えています。
肥満をコントロールする意味
肥満が原因で、以下の病気を引き起こす可能性があります。
- 生活習慣病:糖尿病、脂質代謝異常、高血圧症
- 痛風や脂肪肝
- 睡眠時無呼吸症候群、低換気症候群
- 整形外科疾患
など
さらに命に関わる重大な病気:狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の原因にもなる!
⇒日頃から肥満を管理することはとても大切だと言えます。
また、肥満はみなさんの健康上の問題だけではなく、社会的にも大きな影響を与える可能性があります。例えば、肥満のせいで出来ない仕事があったり、仕事が遅くなったり、周りからいじめや差別を受けることもあるのではないでしょうか。そして、肥満が原因で様々な病気を患うと、当然、医療費も大きくかかってくるわけです。
あなただけの病気じゃない!
世界保健機関 (WHO)によると、
世界中で、3億人以上の成人が体格指数 (BMI) 30以上の高度肥満であり、10億人以上はBMIが25以上の肥満症だと言われています。
また肥満率は1980年から比べると、現在は3倍以上に上昇しており、日本でも2019年に実施された厚生労働省の調査結果によると、肥満の方(BMI≧25 )の割合は男性の 33.0%、女性の22.3%にのぼり、ここ10年間で女性では有意な増減はみられませんが、男性では有意に増加していることが分かりました。そして、肥満の方が多い年齢層は、男性では30代(29.4%)、40代(39.7%)、50代(39.2%)、60代(35.4%)と働く世代が中心で、女性では50代(20.7%)、60代(28.1%)、70歳以上(26.4%)と更年期以降が中心となっています。
肥満は現代病の1つです、悩んでいるのはあなただけではありません!
肥満に対する心理的影響
肥満とメンタルヘルスが相互に影響していることは多くの研究で証明されており、肥満のために自己イメージが低下したり、社会的イメージが低下すると感じる人は多く、それが不健康な食事や運動不足をさらに助長するおそれがあります。また、肥満の方では肥満でない方に比べて、うつ病の発症率が3~4倍に上昇すると言われており、肥満の方に対するメンタルサポートの重要性についても指摘されています。
肥満症で悩んでいる方がどのように考えて、どう感じているのか、その人の行動に大きく影響します。たとえば、悲しみ、不安、ストレス感情があると、多くの人は食事量が増えてしまいます。これらの感情に対して何らかの介入がないと、肥満を長期的に管理するのは難しくなります。
ストレス⇒食事や運動などの生活スタイルに大きく影響
たとえば、家族や親しい友人の喪失、人間関係のトラブル、失業、病気などの問題に直面し感情的に疲弊すると、立ち直るのが難しくなり、心の拠り所を求めて気が付かないうちに食べ過ぎるようになり、部屋にこもって運動不足に陥ります。そして、これらの習慣が定着してしまうと、肥満はどんどん進行し脱却するのはとても難しくなります。
肥満を解消できないのは、決してみなさんの努力や能力が不足しているからではありません。背景に精神的な問題が複雑に絡んでいるからです。
アンチファットでは、肥満の背景にある心理的側面についても正しく理解するために、みなさんとしっかり話し合う中で、何が問題かを抽出して整理します。そして、ご自身の肥満に対して正しく理解して頂き、安定した精神状態を維持するようサポートして参ります。その状態で肥満対策に取り組むことで行動変化に向けて良好なアプローチが可能になり、体重コントロールを成功させることができると考えています。
肥満に対するアプローチ ―治療薬とカウンセリングの相乗効果-
肥満を1つの”病気”と認識し、適切な治療と対策を講じることは予防医学の見地からもとても大切です。我々は、UnMed ClinicとUnMed Tiesのコラボレートにより、肥満治療薬とカウンセリングをそれぞれご提供できる日本唯一の医療機関を自負しております。肥満症の治療として、メディカルダイエットが最近人気です。詳しくは、UnMed Clinic HP (リベルサスによるダイエット・肥満外来|横浜元町のUnMed Clinic Motomachi (unmed-clinic.jp))をご覧ください。
そこに、アンチファットによりカウンセリングを通じて肥満の背景にある心理的影響を少なくさせ、精神面の安定から、より良い治療効果を実現して頂きたいと思います。
アンチファットが選ばれる理由
独自性
我々は独自に考案したアンメッド流カウンセリングを取り入れております。肥満症というややナーバスな心身の問題にフォーカスすることで、より専門的な立場からみなさまに寄り添い、本質的で深い会話を通じて心身両面からのカウンセリングを実践し、肥満解消への糸口を見つけていけるようにサポートさせて頂きます。
医学的根拠
アンチファット発案施設であるUnMed Clinic Motomachiにおいて、日々、メディカルダイエットを実践しております。これまでに積み上げられた肥満症患者さんに対する臨床経験を背景に、UnMed TiesのカウンセラーはUnMed Clinic Motomachiの医師と継続的に連携し、より実践的なアプローチに役立てております。
カウンセラーの質
担当カウンセラーは全員、公認心理士、臨床心理士、保健師または看護師などの国家資格、またはそれに準ずる公認資格を保有しております。また、UnMed Tiesでは定期的に資料の配布を行い、常に最新の肥満症に関する医学的知識をアップデートした状態でカウンセリングに臨むよう心がけております。