内科

一般内科

当院では、肥満症や高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病の治療や予防を行います。健康診断や人間ドックで指摘された時や、気になる症状があるけれど、どこにかかったら良いのか分からないといった時に、是非お気軽にご相談下さい。

肥満症・メタボリックシンドローム

肥満症は、ただ肥満というだけではなく、何かしらの健康障害を合併している状態を言います。よく耳にする生活習慣病は、内臓脂肪の影響で高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、脂肪肝などが発生するものであり、体重が多いことから変形性関節症や気道の狭小化、睡眠時無呼吸症候群なども併発することがあります。

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高血圧症

高血圧症は、血圧が高い状態が続き、血管の壁に圧力がかかり、その結果血管を傷めて次第に血管壁が硬くなって動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な病気を引き起こす慢性疾患の1つです。高血圧の原因として、遺伝的要因や過度な塩分摂取、喫煙や飲酒の嗜好過多、運動不足、ストレスなどがあります。
当院では、血圧をコントロールし、その後の重篤な疾患を予防するために血圧測定と測定値の記録、治療の必要性と効果を確認しています。治療としては、必要に応じて投薬治療と食事指導を実施しています。また、日本には四季があり夏場と冬場の温度差が大きいため、場合によっては降圧薬の容量を季節によって変更させることで安定した血圧を維持するようにしております。

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糖尿病

糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなる病気です。私たちの身体の細胞が働くためのエネルギーとなるのがブドウ糖です。
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞内に取り入れる役割をしていますが、このインスリンの不足や働きが悪いことが原因でブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度が高くなってしまいます。その結果、細胞内にブドウ糖が十分に補給されず、全身の細胞の働きが悪くなります。症状としては、のどの渇きや多飲、多尿、全身倦怠感、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中力低下などが挙げられます。
糖尿病初期はほとんど症状がありません。しかし、糖尿病を放置し、コントロール不良が長期継続することで、手足のしびれなどの神経障害や視力低下や失明の恐れのある網膜症、さらには透析管理が必要となる腎不全、などを併発します。これらは様々な自覚症状があるため、まずはしっかりとした血糖値のコントロールが必要です。
検査は、医師による問診のほか、視診、血圧測定、一般採血、特殊採血、尿検査などを行います。
治療は、食事運動療法、薬物療法です。血糖コントロールの指標として血糖値、ヘモグロビンA1c(HbA1c)値を参考にしながら、長期的に適切な管理をしていきます。

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脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症は、自覚症状がほとんどないので、検査をしないと自分が該当するかどうか分からない上、たとえ指摘されても医療機関を受診せず、放置される方も多くいらっしゃる病気です。しかし、適切に治療しないと知らないうちに動脈硬化が進み、その後の重篤な病気を引き起こす要因となります。原因としては、カロリー過多の食生活や飲酒や喫煙などの嗜好過多、運動不足、遺伝的要因なども考えられます。
当院では、動脈硬化を促進する因子を評価し、管理目標を設定し、治療方針を決定しています。検査は、医師による問診と視診、血圧測定、一般採血、特殊採血、尿検査などを行います。脂質異常の程度が軽度の方は食事運動療法を中心に管理し、脂質異常の程度が高度の方は薬物療法が必要です。よく患者さんから「この薬は飲み始めたら、一生飲まなきゃいけないんでしょ。それが嫌なんだよな」との御意見を頂きますが、しっかり食事・運動療法を行って頂くことで、治療不要になる方もいらっしゃいますし、また、長期的に放置することでその後の重篤な病気のリスクが高まることを考えれば、朝1粒小さな薬剤を飲むだけの患者さんの御負担なら治療の導入をお勧めしています。

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高尿酸血症

高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が通常よりも高い状態を指します。1日に生成される尿酸は、およそ700㎎で、健康な状態であれば1日に排出される量もだいたい700㎎なので、体内の尿酸量は一定に保たれています。しかし、食べ過ぎや飲み過ぎが原因となり、体内の尿酸量が増えてしまいます。
過剰になった尿酸の結晶は、足の親指の付け根に形成されることが多く、強烈な痛みや発赤、腫れなどの炎症を引き起こします。これが痛風発作です。高尿酸血症は、肉類やアルコールに多く含まれるプリン体を多量に摂取する生活習慣と密接に関係していると考えられています。

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頭痛

頭痛には、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など命に関わる頭痛と、器質的な異常はないものの、繰り返し起きる頭痛があります。後者の頭痛に悩まされている人は多く、代表的なものに、緊張性頭痛と片頭痛があります。特に、片頭痛は症状が強く、度々、日常生活に支障が出るため適切な管理が大切です。当院では、患者さん1人1人の頭痛の原因や症状から、適切な診断および内服治療を行っていきます。

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貧血

貧血は、鉄分の不足、ビタミンや葉酸の欠乏、溶血などが原因で引き起る疾患を指します。主な症状は、息切れや動機、疲労しやすいといった症状が現れ、とくに生理の影響で定期的に出血する女性に多いのが特徴です。鉄剤と鉄吸収を促進するビタミンC製剤による治療で症状の改善が得られます。
当院では、消化管出血による貧血かどうかを確認した上で、鉄剤による内服治療を行います。なお、胃腸症状が強く、内服での治療が困難な場合は注射による治療も可能です。

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